アジャイル開発がなんなのか分からず基本から
VMware製品を使った仮想化インフラを設計・構築・運用を担当していたりするのですが、規模が大きくなってくると自動化したくなります。VMware vCenterだとPowerShellベースのPowerCLIを使ったり、VMware NSXだとPowerNSXを使ったりして簡単なスクリプトを書いたりして自動化を実践したりしてます。
その延長で、最近社内ではAnsible TowerとGitLabを使った自動化を進めています。GitLabとか使ってCI/CDまでやればイケてる方(アジャイルやってる)かと思っていましたが、そもそもアジャイルとかって何なのか理解できていなかったようで、最近になって勉強してます。
(そもそも、開発なんて呼べることはやってない、、)
そのきっかけとなったのが、アジャイル開発に取り組んでいるデンソーの記事で、スクラム開発で生産性が何倍も向上したとか残業が無くなったとか書かれてました。それで最初に読んだのが「スクラム実践入門」。スクラムという単語は何度も聞いたことがありましたが、どのような開発スタイルなのか概念さえ知りませんでした。がっつりソフトウェア開発をする現場でなくても、成果を出す周期(スプリント)を短く設定するとか、今の現場にも参考になる手法が沢山紹介されていました。
スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 貝瀬岳志,原田勝信,和島史典,栗林健太郎,柴田博志,家永英治
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本を読んだだけで実践できるとは全く思っていませんが、とりあえず一歩を踏み出さないと何も始まらないので、課長になったことだし、ちょっと好きなようにやってみようかと企んでたりします。
次に読んだのが「LeanとDevOpsの科学」。DevOpsが成功しない原因を調査した結果がレポートされてます。今後取り組む際にぶちあたる壁に備えて、前もって準備しておこうと思います。論文のように書かれていて個人的には好きな本です。
LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear)
- 作者: Nicole Forsgren Ph.D.,Jez Humble,Gene Kim,武舎広幸,武舎るみ
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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他にもいろんな資料を読み漁ってたりしますが、この「図解入門よくわかる最新ソフトウェア開発の基本」が、今の自分にとって一番役にたったと思います。最新と言いながら、2011年出版なのですが、そもそも開発したことが無いインフラエンジニアの私にとっては、開発って何?を簡単に解説してくれている本が欲しかった。
図解入門よくわかる最新ソフトウェア開発の基本 (How‐nual Visual Guide Book)
- 作者: 谷口功
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2011/08/30
- メディア: 単行本
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この本で理解できなかったのはオブジェクト指向の開発について、、、
開発者でもないし、このままでも良いかなと思いつつ、この際理解できるまで勉強してみるか葛藤中。他にもやりたいこと(やらないといけないこと)が山積みなのでじっくり考えよう。