フロリダ州フォートローダーデールへの出張
フロリダ州フォートローダーデール(Fort Lauderdale)で開催されるカンファレンス"ITEXPO2020"に参加してきたので、行き帰りのフローを記録しておきます。
日本からフォートローダーデール国際空港まで直行便が無いのでダラス・フォートワース国際空港で乗り継ぎが必要でした。2月の場合、北地方の空港だと凍結などでフライトがキャンセルになったりするらしく、手配代行の担当者に任せてダラス・フォートワースでの乗り継ぎにしてみました。
■成田エクスプレス
まずは成田空港まで移動。JALは第2ターミナルなので、成田エクスプレスで”渋谷⇒成田空港第2ビル”のチケットを購入。えきねっとで事前にチケットを購入していたので、JR渋谷駅の改札前にある指定席券売機で発券。この時に必要なのは、えきねっとで購入した際に利用したクレジットカード。クレジットカードを挿入すると購入したチケット一覧が表示されるので、往復チケットを発券。もしくは予約番号を入力すればokらしい。
渋谷駅だとJR山手線のホームから少し離れた、湘南新宿ラインのからの出発になるので注意が必要。歩いて5分位はかかるので気づいてからでは手遅れになります。
8時台の電車だからなのか、コロナウイルスの影響なのか分かりませんが8両目には誰も乗っていませんでした。途中の品川と東京でチラホラ乗ってきましたが成田エクスプレスはあまり混んでいる印象がありません。
スーツケースは乗車口にあるスーツケース置き場へ。輪っかをスーツケースの取っ手に通して、暗証番号としてダイヤルを回して、LOCKすると数字が”0 0 0 0”にリセットされます。解除するには暗証番号の数字にダイヤルを合わせてUNLOCKにすればok。
暗証番号を忘れた場合、終点まで行って車掌さんに解除してもらう必要があるので、LOCKする前にスマホで暗証番号の写真を撮っておきましょう。
■成田空港でのチェックイン
成田空港第2ビル駅に到着したら、3階まで移動して両替・チェックインを済ませます。両替のレートについては考えず、成田空港直営の両替所を利用しました。事前に何かに記載するわけでもなく、2万円札を渡してUSドルへの両替をお願いしました。この時20ドル札が多かったので、チップのこと考えて1ドル札を多めにしてもらえば良かったと反省。しかし、TAXI使わずUberであればチップとか気にせずに済むかも。
それでは次にチェックイン。JALのエコノミーを手配していたのですが、エコノミー向けチェックインカウンターは無いご様子。ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミーのチェックインカウンターはありましたが、エコノミーはセルフチェックイン機を利用する必要があるようです。
利用するのはパスポートだけで、下の機械にパスポートを読み取らせると手配しているチケット一覧が表示されます。今回は”成田⇒ダラス・フォートワース”と”ダラス・フォートワース⇒フォートローダーデール”の2チケットをチェックインして2枚発券されました。この際に預ける荷物の数を入力して荷物タグを受け取ります。
※発券操作中に戻るボタンを押してしまったせいで機械がハングアップしてしまいましたが、2枚発券されていて、無事に乗り継ぎもできました。
荷物タグはスーツケースに自分で貼り付けず、手荷物カウンターで渡して貼ってもらいました。手荷物カウンターではパスポートとチケットを渡します。さて、荷物タグの引き換えをもらってないなーと思ったらチケットの裏側に貼り付けられていました。
セキュリティを通過する時間は国内便とそんなに変わらず、10分程度でした。特に人が少なかったからだと思います。セキュリティを抜けると免税店と搭乗ゲートがあるだけ。予想よりも時間がかからなかったので1時間ぐらいは待ちました。
さて、フライトが順調か一覧を見ても見当たらない、、、
と思っていたら、行先は乗り継ぎの空港で探さないといけないんですね。フォートローダーデールでいくら探しても見つからないはずです。ダラスフォートワースで見つかりました。
だいたい30分前になると優先搭乗とかビジネスクラスの人の登場が始まり、あとはグループ別に呼ばれます。これは米国でも同じでした。そしてエコノミーの私は一番最後のグループ。 そして別室に連れていかれて身体検査もされてしまったので本当に一番最後に乗り込みました。そうすると座席の上に手荷物が入れられず他を探すはめに。
■ダラス・フォートワースでの乗り継ぎ
さて、12時間のフライトでダラス・フォートワースへ到着。飛行機を降りて行列に付いて行くと入国審査の場所に到着。
迷うと嫌だなーと思って事前に調べていたりしましたが、表示を見れば問題なし。そして、検査官の列に並ぼうと思っていましたが、手前で”ESTA!ESTA!"と叫んでるスタッフが立っていて、無理やりAPCの方に回されました。案の定、1回目のESTA利用なのでレシートには✖印。改めて検査官の列に並びます。この時間ロスは乗り換え時間が短い時に致命的なので気を付けましょう。
入国審査を抜けて手荷物を受け取って税関検査を抜けます。税関申請書を事前に記載してましたが何も渡す必要はありませんでした。
税関検査を抜けると直ぐに手荷物を預けます。航空会社別にあるのではなく、1箇所だけでした。American Airlinesへの乗り換えだったし、American Airlinesと書いてあったし問題ないかなと思いながら。
※無事にフォートローダーデールまで運ばれてました。
次にセキュリティ検査です。靴を脱ぐ必要があるとは知らず指摘されました。あと、ノートPCはカバンから出して、ノートPCだけでトレーに入れる必要があります。スマホと一緒にしていると指摘されました。それと、ジャケットも脱ぐこと。長袖は腕まくりしれいると伸ばすように言われます。と、いろいろ日本国内より厳しいですね。まぁ、少し英語が聞き取れる人なら全く問題ないと思います。
されさて、これで次のフライトであるAmerican Airlinesの搭乗口を探すのですが、事前にDFWアプリをインストールしていたので、これで便名を入力すると変更内容とかが表示されて便利でした。JALはターミナルDに到着して、そのままターミナルDのはずでしたが、ターミナルCに変更されてました。なので急遽Skylineでターミナル間を移動。各ターミナルで2か所の乗り口があるので注意すること。搭乗口に近い番号で降りないと走るはめになります。
東京モノレールみたい。
ターミナルCに到着。
DFWアプリの内容と一致していることを念のため確認。
フォートローダーデールに到着してスーツケースを受け取って、タクシー乗り場を探してホテルへ直行。$16でした。
■帰国
日本への帰国便に乗り継ぐためにはフォートローダーデールを5:30 amの便に乗る必要があり、2時間以上前に空港に到着しておいた方が良いという先人のアドバイスをもとに、ホテルを2:30 amにチェックアウトし、3:00 amには空港に到着してました。
到着時にはまだカウンターがOPENしていなくて、3:30頃にスタッフが来てチェックインが始まりました。事前にセルフチェックイン機でチェックインを済ませておいたので、カウンターではスーツケースを預けるだけ。セルフチェックイン機は成田空港と同じでパスポートをかざしてチェックインするチケットを選択するだけ。言語の選択で日本語が選べるので迷うこともありませんでした。
荷物を預け終わると次はセキュリティ検査なのですが、検査員が到着してなくて、4:00 am頃にやっと開始されました。その間に長蛇の列ができあがっていたので2時間前に到着するべきというアドバイスもうなずけます。
米国から出国する際、出国審査はないのでこれで終わり。
■ダラス・フォートワースでの乗り継ぎ
ダラス・フォートワース空港で乗り換える際、行きと同じフローで手荷物受取に移動しても出てこない?近くのスタッフに聞いてみると荷物は成田空港で受け取るのだそうだ。いったん出てしまったため、ダラス・フォートワース空港でもセキュリティを抜けるはめになってしまった。。これは勉強になりました。最初の空港でちゃんと荷物の受け取り場所を確認すべきでした。
それ以外は特に注意することもなく、ターミナルCからターミナルDへ移動して、JALのカウンターでチケットを再発行してもらい、あとは自由時間。
ダラス・フォートワースから成田まで帰りは14時間弱かかるので、時間を潰すのが大変。映画3本も観たら飽きますよね。仕事した方が時間が経つのが早いような気がしますが、ノートPCをガチャガチャやってるビジネスマンと他の乗客がモメてたから、ほどほどに。
ダラス・フォートワース空港のセブン・イレブン。日本とはラインナップが違いますね。