hananana007なんでもブログ

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パワハラ研修

会社で管理職向けにパワハラ研修が開催されたので参加してきました。新任課長研修でもパワハラ講座があったので、今年で2回目の受講です。社内でもパワハラに関する相談とか通報が増えてきているのでしょうか。私も今年からは訴えられる側になったので(管理職だけが訴えられるわけではありませんが、機会が増えるということで)気になります。

 

研修に参加したのはベテラン課長から新任課長まで。同じ部署ではなく幅広い部署・年齢でワークショップできるように集められていました。同じグループのベテラン課長にパワハラで通報された経験があるか聞いてみると、全員無いそうです。以前から比べると管理職の方達が怒鳴っている場面を会社で見かけることが少なくなっているとは思いますが、急に開催されたことから推測すると通報件数が増えているということでしょうか。

 

研修は社外の専門家に来ていただいて、丸一日でワークショップするというもの。座学だけだと眠たくなって記憶に残らないので、実践導入するにはやっぱりワークショップが良いですね。ベテラン課長の意見をいろいろ聞けて勉強になりました。特に問題社員への指導の仕方とか、実際に私が「今」困っている事についての対処法とか、いろんな手法を教えていただけて感謝してます。

 

今回の研修で初めて知ったのは、パワハラの定義に6種類あるということ。なんとなく、これはパワハラかな?と意識している位だったのが明確になりました。

  • 身体的侵害
  • 精神的侵害
  • 人間関係からの切り離し
  • 過大な要求
  • 過小な要求
  • 個の侵害

 

研修の中では厚生労働省が運営するというサイトの動画を見て、ワークショップしていました。このサイトには他にも資料が沢山あるので時間を作って見てみようと思います。パワハラ6つの定義の説明や、裁判事例などもあります。

www.no-harassment.mhlw.go.jp

 

パワハラの事例としては管理職から部下という方向が多いと思いますが、現在の私の部署では社員同士のパワハラが問題になってきています。あるプロジェクトリーダーが、何かと反論(意見)する後輩へ仕事を割り振らずに無視したり。必要事項を共有しなかったりと、目に見えないパワハラを行っていることが分かりました(過小な要求に該当?)。リーダーに話を聞くと、何かと反論するので面倒くさいそうで、一緒に仕事をしたくないのだと言います。だからと言って、後輩を無視して残ったメンバーでフル残業しているのも見逃せないので双方と面談しながら進めているのですが、こんなことに時間を消費するばかりでやりたいことができないのが悩みです。